会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2018年03月の記録です。

慶山焼へようこそ
3月 * 早春の新鮮な器づかい *  
白流し釉・器たち

【 白い釉の器たち 】
ほかの色とも合わせやすい白は、 慶山焼でも人気の釉薬です。 お米のモミ殻の灰「籾灰」を主原料としており、 お米のやわらかな白。使い込むうちに、色・艶が馴染んでくるのも 土もの(陶器)のぬくもりです。
この季節の「白」のイメージといば、 春から新生活をはじめられる方の、 まっさらな気持ちでしょうか。キラキラ光る根雪でしょうか・・・。

八寸角皿

【 八寸角皿 】
懐石料理で「八寸」といえば、八寸(24㎝)サイズの器に盛られたお料理のことを呼ぶくらい、存在感のある器です。大皿の部類ですので普段づかいに あまり用いられないようですが、使ってみると他の器との相性もよく いろいろ載せてみたくなるものです(笑)。
こちら(写真)は今年の初窯から出たばかりの八寸角皿。 まだ貫入(釉の表面にヒビが入る現象で、窯から出てしばらくの間ピーンと弾ける音がします)が入る できたてほやほやです。皿に縁がとってあるので、見た目にも大き過ぎるといった感覚はなく、お料理の盛り付けにも間が取りやすいと思います。 土肌が見えて軽やかですので トレーなど いろいろな用途で器あそびを楽しまれてみては いかがでしょうか。

お雛さま

【 おひな様 】
春を迎える準備といえば、まずは おひな様を飾ることかもしれません。 懐かしいお顔を眺めていると、気持ちもほっこりと穏やかになりますね。 慶山焼のおひな様は 手のひらサイズの香立。ほかの図柄もあり起き上がり小法師や干支のウサギ、サンタクロースなどを描いたのですが、おひな様だけ手元に留まっております。「三月三日を過ぎたら仕舞う」という習慣があるからでしょうか(笑)。春の香を焚いて ひと足先に香りの春を楽しんでみましょうか・・・。

会津の春はまだ先のこと・・・今月の23・24日にプロジェクションマッピングが開催され、鶴ヶ城が桜花爛漫に彩られます。
詳しくはプロジェクションマッピング「はるか」からどうぞ。 (観覧申込みが必要ですので、ご注意くださいませ)