会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2017年11月の記録です。

慶山焼へようこそ
11月 * ゆっくり手仕事 *  

11月は晩秋と初冬の行き来する時季。 冴えた紅葉に初雪が降ったりと目にする景色も新鮮ですね。
時間がゆっくり流れるこの頃から 工房では新作の試作が始まり、
まだ形にならない「手わっさ」(会津弁でしょうか・・・手ワルさ→手遊びのような意味です)も楽しんでいます。
本格的な冬が来る前の、やさしい器たちのご案内です。

ブルー釉の器

【 ブルー釉の器 】
「生活と工芸展 ~日々の暮らしと×会津の工芸=會津ブランド~」が11月25日・26日に開催されます。
昨年に続き慶山焼のテーブルセッティングの展示で参加させていただきます。お店でもほんの一部を再現しておりますが、普段とは一味違った器づかいやアイディア。またこの展示会に合せ制作した器もあり、私共も楽しませていただいております。
「生活と工芸展」
慶山焼の展示は第1会場:末廣嘉永蔵でございます

ブルー三角皿 はこちらです
ブルーワインカップ はこちらです
ブルー南蛮小鉢 はこちらです

食器セット

【 食器のセット 】
この秋に窯から出たばかりの食器のセットです。 ピッチャー、入れ子のボウル、お皿など、 洋食器を思わせるフォルム。特別ご注文をいただき制作いたしました。
慶山焼ではかなり珍しい器の形で、 土ものの魅力ともいえる、ロクロで引いた指の跡(ゴロ目)や 勢いやゆがみなどを残さず成形。 器の角度や深さを合わせた精確な仕事で シンプルな美しさを表現する磁器に近いデザインです。窯から出た器たちは土の温もりと灰釉の深みが融合し やわらかさを持ち合わせた陶器のセットとなりました。

わんこ1 わんこ2

【 わんこ出没中です 】 近ごろ工房のあちこちに姿を現す わんこたち。
来年の干支「イヌ」をモチーフにした箸置づくりのはずですが、
若手、ベテランは置いといて陶工たちの世界観があるようです(笑)。
試作の段階ではディテールにこだわるあまり 箸を置けない子たちもいるようで・・・
新年までには完成しておりますように。