秋たけなわ。十五夜お月様に染まりゆく紅葉。晩秋の景色がゆっくり移ろいます。味覚の秋も到来し、今が旬とばかりに新鮮なものが次から次へと食卓に並びます。 今年の味はどうかしら・・・いつもの定番の器から 少し変化を楽しむ秋の器のご提案です。
【 十草酒盃 】 10月1日は「日本酒の日」です。 新米で新酒が造られる祝いの日、また春先に造られたお酒が熟成して飲み頃を迎える「秋あがり」の時期になるそうです。 この日は会津でも鶴ヶ城にて全国一斉乾杯のイベントを開催。 愉しいお酒は心をも円やかにしてくれそうですね。「実りの秋に乾杯!」 そして晩秋の夜長は お家でいただくお酒も多くなる頃。 ぐいっと呑みほす ぐい呑にくらべ、大ぶりの酒盃は ゆったり味わいたい相棒。 青藍色と茶褐色の縦縞柄(トクサ文様)がすっきりと小粋な酒盃です。
【 飯 碗 】 瑞々しい新米、きのこや栗 秋の味覚をふんだんに使った炊き込みご飯。 お米が主役の秋の食卓。 こちらの飯碗は、持ち方にこだわった陶工からのご提案。「手のひらに高台の底の部分を乗せ、ご飯を勢いよく掬いあげるのが作りたかった」 とのことです。ごはんを頬張る姿は、見ていても美味しそうですものね。 お店では小鉢とてしての用途としてもおススメしております。 旬の果物や、具が大きめの煮物などにいかがでしょうか。ぜひ、 この秋を味わいつくす一器であればと思っております。