会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2017年04月の記録です。

慶山焼へようこそ
4月 * 麗らかな春を器の中に *  

「 春高楼の花の宴 めぐる盃 影さして 」
荒城の月を作詞された 土井晩翠 先生は、
学生時代に会津を訪れた時に見た 鶴ヶ城の姿が印象深く、
この歌詞の基にされたそうです。
桜に込められた思い出は人それぞれ、、、
いつの世も美しく咲く桜が やさしく包み込んでくれる気がします。

桜花爛漫。鶴ヶ城は約1000本の桜が咲き誇り、城郭は桜花で埋め尽くされます。
会津に桜前線が上陸するのは 例年どおり四月中旬になるようです。
今年の桜はどんな思いでになるのでしょうか、、、麗らかな春を迎える器のご紹介です。

【 酒器セット 】
花の宴には 味わい豊かな日本酒がよく似合うようです。 桜の下での花見酒は格別ですが、おぼろ月に夜桜の一献もまた風雅。

こちらの酒器はこの春に窯から出たばかりの新作です。酒差しは  丸く引いてから三角に形成、口縁にかけて窄まるフォルムが ゆるやかで手の馴染みが新鮮です。春の訪れに乾杯。

酒器
吹墨マグカップ

【 吹墨マグカップ 】
春の陽射しをイメージして、カップも衣更え。
マグカップのほんのり赤い色合いは、 粉引のやわらかな白地に、赤呉須の絵具を 息で霧状に吹きつける「吹墨」によって現れた 柔らかな桜色。

淹れたてのコーヒー、
香り高いハーブティー。
のどかな陽だまりでのティータイムは  春を感じる贅沢なひとときですね。

【 桜文煎茶碗 】
桜の花びらを鏤めた桜文の文様。 粉引の刷毛目を穏やかな春風に見立て、 はらはら舞う花びらが春を運んできます。
お煎茶や桜茶など汲出しとして本来の用途のほかにも、
高台がしっかりしているので器としてもお使いいただけると思います。 春が香る山菜などちょこんと盛り付けて、春の恵みを。

桜文煎茶碗