会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2017年01月の記録です。

慶山焼へようこそ
1月 * おめでたい気持ちを器に *  

まっさらな気持ちで迎えた新年は 使いはじめの器に似ているようです。
あれこれと使い勝手や器づかいを楽しんだり、 使い込むうちに、
器が育ち、独特のいい表情が生まれてきます。
2017年も 素敵な食卓で楽しい時間が流れますよう、
おめでたい気持ちを器にこめて・・・
本年もよろしくお願い申し上げます。

【 起き上がり小法師型 瓦燈 】
笑う門には福来たる。
今年もにっこり笑顔の一年でありますように・・・

会津の初市十日市で買い求める
「起き上がり小法師 -おきあがりこぼし- 」は、
転んでも起き上がる縁起物。
会津っぽの気質を愛嬌とユーモアで現しているようで
慶山焼ではロウソクを灯す瓦燈(がとう)として
制作しております。
2月に開催される「会津絵ろうそくまつり」でも
市内各所にたくさんの笑顔がお目見えします。

起き上がり小法師型 瓦燈
かぶ絵飯碗

【 かぶ絵飯碗 】
縁起物の絵柄として用いられる
「かぶ絵」の飯碗です。
会津の伝統野菜にも挙げられるくらい、
赤かぶは冬に馴染のお野菜。

粉引の柔らかな風合いで
ふっくらした形の飯碗に
よく茂った赤かぶを描き、
ほっこり温かな気持ちを込めて・・・

【 線彫り珈琲碗 】
慶山焼で人気の二色を紅白に見立て、
おめでたい気持ちを込めました。
多色の色とりどりに見える釉薬ですが、
灰(木や籾など燃やした天然灰)の
原料はあまり違わず
窯焚きの温度や酸素など
焼成の違いで発色させています。
その為、別々の窯で焼くことになりますので、
色違いの器が一斉に揃わず、
さらに陶工の気まぐれから
形も変わっていたりしますので・・・(笑)
今回ようやくペアでご紹介(めぐり会えました)。

線彫り珈琲碗