会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2016年05月の記録です。

慶山焼へようこそ
  5月 * 初夏のやさしい器 *
急須、桜紋煎茶碗

五月の始め、会津の山々は萌木色に
山桜がぽちぽち色づく個性豊かな風景が広がります。
これから田植えが始まり、
さらに緑の色が町を染める穏やかな季節。
天然の釉薬から色付けた
初夏の優しい器のご提案です。

ビールカップ

 【 急須・桜紋煎茶碗 】
うるう年の今年は5月1日が八十八夜にあたります。
お茶の産地では 心のどかに茶摘みの頃でしょうか・・・。
お茶は熱々渋めも粋ですが、
この時季は ぜひ湯冷ましをかけ、ゆっくり淹れた
新茶のさわやかな風味がよろしいですね。
茶器は 瑞々しい 灰透明の釉薬へ衣更え、
鮮やかな新茶の色をお楽しみいただけますように。


 【 ビールカップ 】
鯉のぼりが ぐんぐん泳ぐ
五月晴れの青空みたいな ブルー釉のビールカップ。
ビールも ぐびぐび喉を流れて込んできそうです(笑)。
ビールの美味しい季節がやってきましたね。
こちらの形は花瓶からヒントを得た、転倒しにくく 足元のしっかりしたつくり。
くびれの位置に指の掛かりがよく、泡立ちのよい口元の広がり。
ほろ酔いさんにも優しい形です。





 【 かぶ絵 飯碗 ・ 吹墨 飯碗 】

かぶ絵には
「かぶ(株)が上がる」、「家運繁栄」など
縁起物としての云われがあり
古くからやきものに描かれてきました。
慶山焼ではかぶ絵の大皿や大鉢などを制作しておりますが、
葉が青々と繁り、ふっくらした かぶは
絵柄としても かわいらいらしくて
今回、工房に頼んで かぶ絵の飯碗もつくってもらいました。
ご飯を残さずいただくとお茶碗の底に現れる
赤かぶに 心もほっこり。
今日もおいしいご飯をありがとう、
お母さんに感謝。

かぶ絵飯碗・吹墨飯碗