会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2016年02月の記録です。

慶山焼へようこそ
2月 * 温もりの器 *

フキノトウが芽を出して、椿が咲いて・・・
暖冬といえど 会津には早すぎる春の気配に
驚くやら、気持ちがはやるやら・・・
あの、ピリッと頬をさす寒さが恋しく思えてしまいます。
春を待ちわびお家の中でゆっくり過ごす時間こそが 二月の贅沢なのですよね。

八角小鉢

 【 八角小鉢 】

節分の恵方でもお馴染みとなった八方位
八角形は方位などでも、縁起のよい形とされているそうです。
特別、縁起ものと意識して作ったわけではないのですが
やはりこの時期にはぱっと目に留まる小鉢です。
一年の無事を願い、菜の花など旬の小鉢を。

 【 起上り小法師型 瓦燈 】

会津の冬を照らす 会津絵ろうそくまつり
雪中に揺れる和ろうそくの光が
静寂で穏和なやさしい時間を作ります。

寒さで強張った顔つきも
起上り小法師の笑顔につられ 思わずにっこり。
この瓦燈の中にろうそくを灯し、各会場で待っています。
もちろん、慶山焼前にも小法師さんたちが勢揃いしておりますので  ぜひともお出掛けいただましたら幸いに存じます。

起上り小法師酒器と中鉢 会津絵ろうそく
粉引マグカップ

 【 粉引マグカップ 】

冬の器の定番ともいえる「粉引-こひき-」は
キメの粗い土肌を白泥で白化粧して
さらにその上から透明の釉を施し 白く発色しています。
長く使い込むうちに色を変え、
味わいが深まる様子は
長い冬、幾重にも降り積もった雪のようです。

太陽に染まるあったかい雪、
まあるく包む柔らかい雪。
雪景色に見立てた 粉引マグカップ。