会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2016年01月の記録です。

慶山焼へようこそ
1月 * 一年を祝う 定番の食卓 *

2016年の幕開け。好天のお正月を迎えられた事もあり 動き出しが早いように感じられます。
そろそろ正月気分から日常に戻りつつある頃ですが、それでも故郷は初市(会津若松は十日市)、
団子差しや歳の神(火祭り)といった小正月行事へと続き、新年の厳かな気持ちで伝統を守り続けています。
代々受け継がれてきた郷土料理で 縁起を担ぎ、無病息災を祈る。
そんな行事食に欠かせない、ハレの日の器に定番の器をちょっとおめかしして
今年一年をお祝いしてはいかがでしょうか。

 【 吹墨酒器、粉引割山椒 】

お屠蘇からはじまり 節句に欠かせない
祝いのお酒。今年も美味しいお酒を味わう機会が
増えることでしょう。 一年を酌み交わすのに
ぴったりの酒器は 赤呉須で 吹き付けた
ほんのり桜色の顔つきをした ぐい吞。
酒の肴を盛り付ける中鉢は、
桜の花を模った割山椒。
一人前の煮物やお鍋の取り分け、
定番のお料理で酒宴のはじまりです。

酒器と中鉢
蕎麦皿と蕎麦猪口と薬味入れ

 【 蕎麦盛り皿、蕎麦猪口、薬味入れ 】

そばのように細く、長く、物事が続きますようにと
願いが込められた、こちらも縁起物の定番。 
特にそばの郷 会津は元旦そばで新年がはじまり、
祝い事にはつきものとされています。
水切りのための穴を開けた蕎麦皿は、
こだわりのお客様の要望から生まれた器。
やきものの器に箸が触れると、なぜか落ち着くとの
お声をいただいで定番になりました。
他にもお鍋の材料の水切りなど 活用法も色々。
今年も瑞々しい一年でありますように。