会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2015年08月の記録です。
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慶山焼へようこそ
8月 * 涼を誘う 思い出の器 *

桃太郎花瓶

【 桃太郎花瓶 】

夏の喉を潤す水菓子といえば すっきりと甘い桃。
福島は桃の名産地でもあり、今が旬の桃は
種類が豊富で、好みどおりの硬さやジューシーさを併せた、
贅沢な味わいでございます。
桃への想いは尽きませんが(笑)・・・
ぽってりと愛らしい形、瑞々しさ、色づき、
暑さを忘れさせてくれそうな
その名も桃太郎花瓶です(笑)

【 金魚文様の器 】

水の中を優雅に泳ぐ金魚を思い描いて
酒盃には赤絵で金魚絵をあらわし
中鉢は線彫りの魚文様。

尾びれを器用にはためかせ、前に進む金魚の動きが
どこか滑稽にも思えて・・・
表情もこんな風に ひょうきんなのかもしれません(笑)
夏祭り、金魚すくいの楽しかった思い出は今でも鮮明です。

 照りつける太陽、嗄れた蝉の声。
 陽炎がゆらめく 夏真っ盛りの八月。
 それでも夕方には
 山から吹き込んでくる爽風や  ヒグラシ蝉の声。 
 日中の暑さからもようやく解放され
 つかの間の涼に癒されるのも 八月の頃。

  二つの季節を行き来するこの気候らしく
 八月はリアルでノスタルジックな思い出に溢れています。
 まだまだ残暑は続きますが、
 気持ち涼やかに名残りの夏を楽しんでみてはいかがでしょうか。




魚紋の器