【 新茶の季節です・香りの広がる急須 】 立夏を前に 会津もじりじりと夏の陽気。 爛漫と咲いた花が はらはら舞うやいやな 緑がしたたり 景色が一変しました。 ・・・何か忘れているような感じがします。 先走る季節に 一息ついて、 出回り始めた新茶を一服。 香りを大切にする新茶は 淹れ方にもこだわりたいもの。 こちらの急須はすべて やきものでできているので 茶葉をゆっくり開かせ、お茶本来の風味を引き立たせます。 初夏の淡くてやさしい味わいに 気分もリフレッシュ。
【淡くて深い若葉色の夫婦湯呑】 初夏の光に煌めく若葉たち。 自然の豊かな彩りに吸い込まれそうなほど パワーに満ち溢れています。 やきものの灰釉の色も、これにつうずるところがあり 原料となる木灰(木を燃やした灰)は 樹木の種類によって色も個性的、 さらに窯の中で窯変して思いもよらない色に出合えることもあります。 やがて夏には木々の緑が整ってくるように 器も使い込んだ分、全体の色艶が調和してきます。 夫婦湯呑が同じ時を経て 同じ色に馴染んできたら素敵な事ですね。