会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2012年06月の記録です。
慶山焼へようこそ
6月 * ハンサムで美しい 桜の器 *
桜盃
花型中鉢
赤呉須小鉢
花弁皿
桜皿をつくる
2013年 NHK大河ドラマ「八重の桜」。
幕末の会津で戦い、偉業を成し遂げた八重の生涯が描かれます。

撮影は昨年より雪景色や桜花など会津の風景が収録され
また先月末に決定されたキャストの方々により 8月から本格的にはじまるそうです。

地元 会津では今から講演会やイベントなどで盛り上がり
すでに八重にちなんだグッツやお菓子など 人気商品のものもあるほど。
会津の老舗、自慢の品々。
訪れる方へ ぜひ八重の生まれ育った会津の魅力もご満喫いただきたいですね。

慶山焼でも何か協賛できないものかと ただいま思案中です。
八重の凛々しいイメージを
やきものの得意分野、色絵の桜文でデザイン、
冬からあたためてきたものが ようやく形になってきましたので
一足はやくご紹介いたします。
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湯呑

すべての器に施された赤絵、
一般的な赤絵は 釉の上から絵付けをしていますが
今回の桜文は素焼きに絵を差す、下絵付け。
釉の下から桜色の文様が滲み表れます。
また桜雲の風韻は
吹き墨の技法(絵具を霧吹きの要領で画する)によって濃淡をつけています。

今回が3回目の窯でしたが、まだ想った桜色でなかったり、変形に悩んだりと
お店に並んでいないものもあります。
それでも陶工たちが楽しみながら作陶に励んおります。
会津の八重、会津の桜をどう表現するか、
試行錯誤の日々はまだまだ続きそうですね(笑)。

放送開始に合わせて、会津若松のドラマ館では
「八重の桜・関連グッツ」の中から厳選された品を販売するそうです。
慶山焼もいざ!(来年1月のオープンまで間に合うかしら・・・笑)

桜皿完成