会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2012年04月の記録です。
慶山焼へようこそ
4月 * 華やかな色絵の器 *
甘い香りに包まれ 春色に染まる4月。
今月は慶山焼にはめずらしい 色絵の器をご紹介します。
「お祝の膳を華やかに演出・・・」
そんな思いから、素朴な器たちがドレスアップをして
食卓を演出します。



木草酒差し
なだからな口縁から足元にかけて
流れのあるフォルムと
木草(縞)模様の一体感。
(写真ではわかりづらいのですが、
足元の高台まで線が画かれています)

陶工の細やかな仕事ぶり、
さすがと思わす一器です。
木草酒差し
赤絵そばちょこ 赤絵そば猪口
(右) 愛らしい草花のモチーフ、
(左) 縁起の良い矢羽の文様。
生き生きとした筆づかいが
のびやかな春をイメージしています。

猪口(ちょこ)とは、
元々お料理を盛る小鉢や、ぐい?など
多用途から生まれたシンプルな形。
コーヒーやデザートなども「和風」にしてしまう
粋さ加減も魅力です。
粉引四角平鉢
水の渦に見立てたロクロ目、
その水面に浮かぶ桜の花弁。

例えば、季節の和菓子などは
器との間合いをとって盛り付けると
主役の菓子と 背景の器とが調和します。
器あそびの世界が広がる平鉢です。
粉引四角平鉢