会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2011年08月の記録です。
慶山焼へようこそ
* 八月の会津から *
灰壷 夏、真っ盛りの八月。
ひねもす聞こえてくる虫の声。
日中の最高気温もピークに達する頃。

会津では盆地特有の気候から
お盆を境に 朝晩、涼風が立ちはじめます。

そんな短い夏をめーいっぱい楽しめるよう
八月の会津は趣向を凝らした夏祭りが繰り広げられます。

花火大会は復興祈願を込め各地で盛大に開催、
そしてお盆には、お馴染み東山温泉の盆踊り。お囃子の音、
家々から漂うお線香の匂い、、、
晩夏を五感で受けて
ノスタルジックな思いが蘇るようです。
みなさまとのご縁、絆に感謝して・・・
慶山焼の定番の器には お客様のご注文から生まれたものも多くあります。

【 灰壷 -はいつぼ- 】
「茶道のお道具の棗(なつめ)の形をした 灰皿」 というご依頼から。
フタのある灰皿は、煙や灰の飛散りを防ぎ
実用性を兼ねたアイディア品にもなりました。
愛煙家に根強い人気です。
ビールカップ
【 ビールカップ 】
「ドイツのお客様から 陶製のビールジョッキ」のリクエスト。
はじめは取っ手つきの形でしたが、
試行錯誤の末、ビール樽をイメージした「タル型」へ。
今ではデザイン、サイズ色々と仲間を増やしております。


皆様からのご意見、ご要望のお声からも 器たちは使い勝手やデザインなど変化しております。
現代の生活の中に馴染む 伝統の器たち。
皆様の愛情に育まれ、愛用いただける一器でありますよう・・・。
これからも どうぞよろしくお願いいたします。