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1月 * 初窯の器 * 今年の新作が出てまいりました | |
新春の窯には 片口に徳利、お祝の器。 片口は「道具」という本来の用途をふまえて、 「注ぎ口を長く 胴回りを広く」リメイクしました。 中身が一目瞭然ですので 日本酒のほかにもソースやたれなどに・・・。 そしてもう一方は注ぎやすさを追求した徳利。 手にして持ちやすいよう重心を下めに膨らみをもたせています、 ぐい呑よりも口の広い盃が似合うと思い取り合わせてみました。 今回の窯は釉は鮮やかに発色し、深みのある出具合です。 同じ窯で焼いた定番の器も 申し分のない出来でした。 ひと窯ひと窯、色の出具合の異なるからこそ また面白みのある器が生まれます。 ホームページにても続々お届けできますようご紹介してまいります。 | |
こちらはフリーカップと飯碗。 「フリーカップは勢いのある景色を 粉引の刷毛目であらわしました。 手にした時に土の感触が確かめられるよう 取っ手ではなく むき出しの掛かりに。 それに内容量を加減した 少し小振りのサイズ。 特別なものを楽しむ器という思いでつくりました。」 左手奥の飯碗は掌におさまりのよい緩やかな形。 口元をあまり広げず、深みもたせた新たなデザインです。 飯碗はこの形で釉薬を変え、シリーズにいたします。 どれも数を作らないため、限定の器ですが 慶山焼の新春の器としてお店に仲間入りしております。 |