会津慶山焼・季節の器のご提案
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ここは、2010年01月の記録です。
慶山焼へようこそ
1月 * 初窯の器 *
今年の新作が出てまいりました
お祝の酒器 新春の窯には 片口に徳利、お祝の器。

片口は「道具」という本来の用途をふまえて、
「注ぎ口を長く 胴回りを広く」リメイクしました。
中身が一目瞭然ですので 日本酒のほかにもソースやたれなどに・・・。

そしてもう一方は注ぎやすさを追求した徳利。
手にして持ちやすいよう重心を下めに膨らみをもたせています、
ぐい呑よりも口の広い盃が似合うと思い取り合わせてみました。



今回の窯は釉は鮮やかに発色し、深みのある出具合です。
同じ窯で焼いた定番の器も 申し分のない出来でした。
ひと窯ひと窯、色の出具合の異なるからこそ また面白みのある器が生まれます。
ホームページにても続々お届けできますようご紹介してまいります。
こちらはフリーカップと飯碗。

「フリーカップは勢いのある景色を
粉引の刷毛目であらわしました。
手にした時に土の感触が確かめられるよう
取っ手ではなく むき出しの掛かりに。
それに内容量を加減した 少し小振りのサイズ。
特別なものを楽しむ器という思いでつくりました。」

左手奥の飯碗は掌におさまりのよい緩やかな形。
口元をあまり広げず、深みもたせた新たなデザインです。
飯碗はこの形で釉薬を変え、シリーズにいたします。

どれも数を作らないため、限定の器ですが
慶山焼の新春の器としてお店に仲間入りしております。
フリーカップに飯碗