【 削り 】成形して半乾きになったら、底の部分の余分な粘土を削って仕上げます
陶工のつぶやき:「うわぐすりは一番のヒミツ。灰釉といって、ケヤキの木やモミ殻など天然の灰を使ってるの。それにこの辺は福島長石が採れるから、それらをうまく調合して発色している。色の深みと艶がでて ほんと美しい」
【 焼き 】窯の中の炎がどのようにめぐるかを考えつつ、窯づみをします。窯の中は1,250度ぐらいまで温度が上がります
同じ釉薬でも、窯のたき方で色が変わります。 慶山焼の灰釉は 窯に酸素を送り込む酸化焼成で焼くと やわらかい紫色に 仕上がり、酸素を抜いた還元焼成ですと涼しげな水色に発色します。
猫は自由に差し棚に飛び乗ってしまうから、窯屋では好まれないんだよね。 その点、犬は大丈夫。 工房の隅っこで毎日 陶工たちを見張ってる わが家の愛犬【てっちゃん】。
豆柴が大きくなりすぎた・・・けど気性はおだやか。あんまり静かすぎて、 気づかれないこともあるくらい。 ね、癒し系でしょ