ここは、2016年12月の記録です。
- 12/27
窯の火が止まり、余熱でぽかぽかの窯場はカラリと戸を開け放ち、恒例の大掃除がはじまりました。煤(すす)を払い、埃を拭いて、今年一年に感謝しながらのお掃除です。
普段からあまり冷暖房を使わないので(粘土の管理が優先のため…)陶工たちは暑さ寒さにとても強いのですが、いつも工房でぬくぬく丸まっている愛犬・コテツには寒風が身に染むようです(笑)
- 12/22
窯の準備がおわり、間もなく火入れです。
一年を振り返ると 今年もいろいろ個性豊な器たちが生み出されました。窯変(ようへん)といって、思いがけない釉薬の色になったりと(もちろん、失敗のない完成が一番ですが…)、ひと窯ごとに味わいのある器が出来るからこそ、陶工たちも次へとチャレンジできるのだと思います。そしてそれを求めてくださるお客様に支えていただいておりますことに感謝申し上げます。
今年最後の窯はどんな器になることでしょう・・・来年の窯出しまでのお楽しみです。
- 12/20
朝モヤが晴れると ぽかぽか小春日和の会津若松です。
今日は戸をカラリ開け放ち大掃除日和になりそうです。
そしてあす21日は冬至ですね。雪明りがない今頃は、夕方になると真っ暗に静まり返っていますが、日の入り時刻は少しずつ伸びているようです(こちらは山が近いのであまり感じられませんが・笑)。それでも寒さはこれからが本番、ぜひ柚子湯に入り、風邪など引かれませんように・・・
- 12/15
寒い朝、会津にも雪が積もりました。一面の雪に肩をすぼめそうですが、子供さんたちの喜ぶ姿をみるとワクワク感を思い出しますね。午後には消えてしまいそうな淡雪、お天気予報によると週末まで降っては溶けてを繰り返すようです。ホワイトクリスマスも期待できそうでしょうか。
工房は大掃除を前に おかたづけ。この時季恒例となっている、お店には出されない器たちが隅の方からひょっこり姿を現すと、、、ついつい手が止まり、思い出にふけるひとときです(笑)
- 12/12
クリスマスソングに心踊らせながらも 年の瀬の慌ただしさが感じられるようになってきました。
13日は正月事始め、いっそう賑わいそうすね。会津若松でも先日、薄っすらと雪が積もり磐梯山を白く染めましたが、これからスキー場がオープンするとまた本格的な年末ムードになりそうです。
工房でも窯準備の大詰めとなっております。窯の中には新作と陶芸教室で作られた作品などなど。火の神様へ感謝し、来年への期待を込めて今年最後の窯焚き。年内に火入れをして年を越しての窯出しです。(陶芸教室は年末年始とも開催しておりますので、ぜひお出掛けくださいませ〜)
- 12/6
12月に入り、穏やかな小春日和が続いております。その分、朝はぐっと冷え込み放射霧が一面を包み込んだり、地表に降りた霜が氷の結晶をつくったり 冬らしい幻想的な景色です。
今週には二十四節季のひとつ「大雪」を迎えますが、天気予報をみても会津は雪ダルママークがちらほら出現。寒さも増してくるようですね。実は会津若松、まだ雪らしい雪が降っていないので、ちょっとわくわくします。