ここは、2015年05月の記録です。
- 5/27
「春の終わり」というより「夏の始まり」といった方がしっくりくるようなお天気です。磐梯山に残る僅かな雪も、キツネの形から小さな4羽のハトに姿を変え、そのハトが飛び立つ頃には、ふもとは豊かな緑に包まれます。先日山開きを迎えた磐梯山も、夏山のシーズンに備えて一足早い衣替えといったところでしょうか。それにしても我らが磐梯山、春夏秋冬いつ見てもかっこいいですね(笑)。
- 5/24
暑い日が続いています。昨日今日と続くジリジリとした陽射しに、紫陽花の蕾も少しぐったりしているような…土物の命でもある粘土は気候や気温に左右されやすく、その日によって硬さや水分量を調節しています。天候に敏感な陶工は、もはや気象予報士の域に達しているかも?(笑)さて、先日のスズメちゃん続報ですが、今だ看板の中でちゅりんちゅりん(笑)暮らしているようです。下の写真はかいがいしく餌を運ぶ親鳥。がんばれー!お母さん!
- 5/21
ツバメやハクセキレイ、ホトトギスなど季節の鳥を目や耳にするようになりました。慶山焼でも、なんと
表にある電灯看板の中(下の写真です)にどうやらスズメが巣を作っているらしく、耳をすませると頭上の看板の中から、まさに鈴の音のような「ちゅりんちゅりん」というかわいいヒナのさえずりが聞こえてくるんです!通りがかった方は「ん?どこから?」と不思議に思うかもしれませんね。親スズメの気持ちで(笑)そっと旅立ちまで見守りたいと思います。
- 5/19
昨夜からの雨風により、肌をなでる風もどこかひんやりとしています。「田んぼに水が入る頃は気温が下がる」とよく言われるのですが、やはり朝晩は少し肌寒さを感じさせますね。恵みの雨をたっぷり含んだ山々の濃い緑色に、野生の藤や会津の名産桐の花の薄紫がときおり混じり、いっそう際立っています。5月の風がどこか薫る理由は、萌えたつ緑や咲き乱れる野生の花々達の生命の匂いなのかもしれませんね。
- 5/17
あちこちで田植えが始まり、田んぼがキラキラと水面を光らせ青空を映し出しています。それに合わせて「待ってたケロ!」と言わんばかりに(笑)夜な夜なカエルの大合唱が始まりました。昨日の雨のおかげで街の埃も洗い流され、澄み渡った風をまとうと身も心もスッとしますね。今が会津にとって暑すぎず寒すぎないいい季節、カエルのように「待ってたケロ!」と大合唱した気持ちです(笑)
- 5/14
暑い日が続いていますね。やわらかな若葉だった桜の木も色濃く豊かな葉を生い茂らせ、すっかり別人(笑)のようです。慶山焼の表ではつねに地下水をくみ上げており、ペットボトルを持ったご近所さんや、散歩中のワンちゃん、庭の植物や、私達のコーヒータイムなど、みんなの憩いの水源となっております。これから増々気温があがりますので、皆様もぜひこの天然の栄養ドリンク(笑)でエネルギーをチャージしてくださいね。
- 5/12
先日の「いにしえ夢街道」の陶板案内図の除幕式は、市長を始め、多くの来賓の皆様にお越しいただき
無事終えることができました。(下の写真は当日の模様です)陶工達も一大プロジェクトとしてかなり時間をかけ、気合を入れて作製したので、皆様に喜んでいただけて感動ひとしおなのではないでしょうか。ぜひ慶山焼の前を通られたら、ほんの少し足を止め、いにしえの街道に想いを馳せながら案内図をご覧になってみてくださいね。
- 5/10
この時期は、母の日のプレゼントにと湯呑やマグカップを選ばれる方が多く、お客様が何を送ろうか悩まれたり、どのリボンにしようか悩まれているお姿は、相手様のことを想うあまりになかなか決められないのだろうなあとなんとも微笑ましく、なんだか幸せのおすそ分けを頂いたような気持ちになります。今日もうちの器(子)達が、母の日の贈り物として、どこかで誰かの笑顔の源となっていますように…
- 5/6
以前こちらでもご紹介しました「いにしえ夢街道」の陶板案内図ですが、本日、あらためてお披露目の除幕式を行わせていただきます。雪による損傷により予定より設置が遅れてしまったのですが、こうして皆様にご覧いただける日を無事迎えられて、一同ほっとしております。お散歩の途中に、観光の道しるべに、通学路の一休みに、この案内図が皆様の日常の中で、ささやかな道しるべとしてお役にたてましたら幸いです。
- 5/5
連日の目を刺すような青空から一転、今日は太陽を隠す雲が立ち込め、夏日も小休止といったところでしょうか。晴れたり曇ったりの急激な変化に、ご旅行中の皆様もどうぞ体調など崩されませんように…今日はこどもの日、あちこちでイベントが催されているようです。慶山焼でも随時陶芸体験を開催しておりますので、ぜひご家族で世界に一つだけの器作りを楽しみにお出かけ下さいませ。
- 5/1
あっという間に5月、長袖では少し暑いくらいです。磐梯山の雪解けも進み、山頂のキツネ(残雪がキツネの形に見えるため、季節や農作業の目安にされます)も、間もなく姿を消してしまいそうです。会津は360度ぐるっと山に囲まれているので、この新緑の季節はどこを見ても本当に美しく「特別ではないけれどここにしかない」自慢の見所です。季節折々に、完璧な画のような景色が当たり前のようにすぐそこにあるというのは、最高の贅沢ですね。