ここは、2015年04月の記録です。
- 4/25
連日汗ばむほどの陽気です。町中の花見三昧も一段落し、八重桜の見ごろまで小休止といったところでしょうか。よく見ると、桜の枝には小さな若葉が可愛らしく顔を出しており、はらはらと舞う花びらを名残惜しく眺める私達とは裏腹に、もう次の季節への準備を始めているようです。植物の潔さに背中を押されつつ、気持ちを新しい季節に向けて、腕まくり腕まくり…
- 4/21
昨夜は「桜をを散らすのでは…」とはらはらしていた雨も夕方にはあがり、生暖かな風にあたりながら夜桜狩りを楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。天守閣もかわいらしくピンク色のライトに染め上がり、ほろ酔い加減(笑)であと僅かのお花見を楽しんでいるかのようです。この後は日中線のしだれ桜(喜多方)、
観音寺川の桜の回廊(猪苗代)、堤川の桜並木(柳津)など、会津の花巡りはまだまだ続きます。
- 4/18
青い空が輝く素晴らしいお天気、絶好のお花見日和です。寒ければ「花冷え」曇っていれば「花曇り」と、桜にちなんだ美しい表現によってまた趣も増すのですが、空の青と花びらのピンクの美しい対比はやはり格別です。慶山焼でも陶板案内地図の隣に寄り添りそうしだれ桜が咲き始め、八重の花びらを携えた枝がゆらゆらと春風になびいてます。もしかしたら案内板をご覧になっている方に道案内しているのかもしれませんね(笑)
- 4/16
県立博物館から始まり、鶴ヶ城本丸、石部桜と、次々名所の桜が咲き始めています。桜の種類や植樹場所によって開花時期が違うので、どの時期でも必ず花盛りの樹に出会えるのが嬉しいですね。寒暖地のゆったりとした春ですので、桜だけでなく梅や木蓮なども一緒に咲き揃うのも、また贅沢な春の饗宴です。
- 4/14
昨夜から会津の街をしっとりと濡らしていた小雨が簡単にあがり、雫を含んだ桜の蕾達は、よりいっそうふっくらとして今にも開かんばかりです。4月の雨は、まるで桜の木にパッと華やぐ魔法をかけてくれているようです。花曇りの空の下で県立博物館のコヒガンザクラや鶴ヶ城のソメイヨシノは、週末の見頃に備えて待機といったところでしょうか。お出かけいただく皆様、どうぞ会津の春の魔法をお楽しみください。
- 4/12
慶山焼の看板犬コテツと一緒に薫る風を切って歩けば、うっすら汗をかく程の陽気です。コテツも雪解け水を含んだ柔らかい春の土を踏む感触に、どこか嬉しそう?先程向いの山からウグイスの鳴き声が春風に乗ってやってきました。足元にはつくしの子が背比べのようにいっせいに背筋をぐんと伸ばしています。さあ、五感が研ぎ澄まされるような、会津の美しい季節が始まります!
- 4/10
頬を差す風はまだ冷たいのですが、柔らかな陽射しが会津の街を日に日に春色に染めていきます。市内でも早咲きの県立博物館の桜は、ちらりほらりと咲き始めているようですね。枝先の蕾も「いつでもオッケーよ!」と云わんばかりに真っ赤に染めあがり、あとは開花の時を待つばかり。鶴ヶ城のライトアップも今夜から始まり、私も桜の蕾に「いつでもオッケーよ!」と伝えたい気分です(笑)
- 4/08
会津地方は昨日より新学期が始まり、入学式へ向かうご家族連れも多く見受けられました。少し緊張した面持ちで大きなランドセルを背負った1年生の背中を見ると、思わず両手をぎゅっと握りしめ、心の中で(がんばれーっ!)と叫んでしまいます(笑)椿や梅の花も、皆様の新しい門出をお祝いしているようにちらちらと咲き始めました。新入学、新社会人の皆様、どうぞ素敵な物語を沢山紡がれてくださいね。がんばれーっ!
- 4/06
昨夜の皆既月食はご覧になりましたか?空に高く欠けた月が浮かび、神秘的な春の夜に月見酒がすすんだ方も多いのではないでしょうか。そんな雲のない昨夜から一転、今朝はみんなが待っていた雨がいつか降り出し、静かに会津の街を湿らせています。埃を洗い流したり、田畑や植物を潤したり、春の雨が育んでくれる自然の恵みに感謝ですね。月のない今夜は、心静かに雨音に耳をすませ「雨聴酒」をお楽しみください。
- 4/06
全国で開花の便りが届くと、なんだかわくわくそわそわ、気ぜわしくなりますね。この時期は「博物館の蕾が〜」「石部桜は〜」などとあちこちの桜情報が、市内を駆け巡ります。これから時々こちらのH.Pでも会津の桜状況をお知らせしていこうと思います。会津には桜好きの世話好きおばちゃんがたくさんいますので(笑)ぜひ見頃やおススメスポットを地元の者に聞いてみてくださいね。
- 4/04
街に響く鳥の声が、冬場の餌を求めたヒヨドリの「キーヨキーヨ」という鳴き声から、春を告げるハクセキレイの「チチチチチ…」という鳴き声に変わりました。暖房を止める時間も増え、舞う花粉の量も増え(笑)すっかり春の装いです。連日、宮城や新潟など各地の先生方が修学旅行の下見にお見えになっており、私達もまた生徒さんの笑顔にお会いできることをとても楽しみにしております。この地が生徒さんの素敵な思い出の場所になりますように…