ここは、2009年01月の記録です。
- 01/30
きのうは終日うららかな陽気、春を思わせるようでした。路面から雪が消え、田畑に残ったなごりの雪が1月ということを思い出させます。この週末で1月もおわり、2月は例年ですと一番寒い時期。この暖冬を挽回するのか、この週末からまた寒さが戻り雪模様になるようですね。2月13、14日は「会津絵ろうそくまつり」。白い雪にロウソクの揺れる炎。幽玄の世界に誘い 心をホッと暖かくする冬の遊びです。陶工たちは今からはりきって準備を進めていますが、それまでに雪が間に合うかな?詳しくは会津観光物産協会のHPにてどうぞ。
- 01/29
けさも霜の降りる寒いい朝、草木の細かなところまで白い衣に縁取られていました。淡色のやさしい景色や冷たい空気などに、冬のはじめのような新鮮さが感じられました。きょうも日中に晴れ上がるのでしょうね。それにしても今年は雪が少ないですね、この週末から会津の各地域で冬まつりが予定されています。(ちなみに会津若松の「会津えろうそくまつり」は2月13、14日です)雪を楽しむ行事なので どうか新雪が降ってもらえることを願っております。
- 01/28
朝方に冷え込んだようで車のフロントガラスが凍っていました。雪がないと寒暖の感覚が鈍くなりがちですね。お店開店の9時ごろからぽかぽか陽気になっています。窯場はきのうの窯出しの続きで 朝から慌しく動いています。焼き上がった器を検品をした後に「底すり」といって高台のざらざらしたところを砥石で磨ります。そうしてお店に並ぶ器たち。まだほんわか温もりがあるんですよ。
- 01/27
日が長くなってきましたね。朝、慶山焼開店の9時には すでに日が高く所まで昇っていて、そして夕方 閉店時間の6時頃に真っ暗になりますが、その後も白ばんだ空が余韻を残しています。空の色合いからも季節の移ろいが感じられますよね。これからもっともっと日が長くなってゆくと思うとどこかホッとした気分になります。さてきょうは窯出し。窯の中にはお店の定番の器や、陶芸教室で作られた方の作品、春に向けた新作の試作品などいろいろ入っています。どんな風にできているかな?
- 01/26
朝方にギュンっと冷え込み、日中に晴れ上がる冬日和が続いています。日影は根雪が残り雪解け水がボコボコっと凍っていたりしますが、日向は春のようにカラッカラではっきり分かれています。きのう猪苗代湖まで足を伸ばしてみましたら、今年は白鳥たちの旅立ちが早く、カモが湖面いっぱいに遊んでいました。浜辺ではヨチヨチ歩くすがたが可愛らしく、エサをたくさん貰っていましたよ。ここから望む磐梯山は雪から放たれる光彩が見事でした。穏やかな冬ですね。
- 01/23
けさは雪から細雨に変わるあたたかな朝でした。雨が上がると間もなくきらきらの日が差して まるで春のような陽気です。これまで溶けては凍るを繰り返し、氷のように硬くなっていた雪もみるみるうちに溶け出し、地表から湯気を上げています。自然力にはほんとうに感謝ですね。雪掻きから解放された(?)陶工たち、今日は各々「作り」に専念。春の新作も完成間近でしょうか!?
- 01/22
寒い日と穏やかな日を繰り返しています。今日は比較的あたたかくて、あちこちで屋根の雪解け水の音や雪が雪崩れるドスンドスンという音が響いています。春が来たようですね、明日はもっと暖かくなるようです。この週末24日にはNHK大河ドラマ「天地人」にちなんで鶴ヶ城で企画展が始まります。ドラマの主演の俳優さんたちもいらっしゃるようで、ワクワクです(笑)。
- 01/21
けさは−6度、会津は一気に冷え込みました。やはり寒の内ですね、「冬はつとめて」といわれるように、寒い朝は自然と背筋がピンと伸び、体がビキビと動きますね(笑)。この冷え込みを挽回するように今日は朝から陽気で、土草に立った霜やカチカチに固まった雪をキラキラ光らせています。日中はあたたかくなりそうですね。
- 01/20
今日は陶工たち総出で窯出しです。冬場の窯は火を止めてから冷めるまで長めに日数を置きますが、それでも窯の中はモワっとした熱気。この余熱と、外気との気温差で、生まれたばかりの器には貫入(カンニュウ)が入ります。器の釉薬に入るヒビの事ですが、キンキンというガラスのような高い音。焼きあがってから3年くらい続きますので聞いたことのある方もいらっしゃるのではと思います。器を使い込むうちにこのヒビが色濃く浮き出て、器の個性を作ってゆくんです。今日の器たちはどんな風に育つのかな??
- 01/19
連日 新雪をふり撒いていた会津の空ですが、けさは雨になりました。雨になるくらいの朝は暖かですね。一口に冬といっても穏やかな雪日和の日もあれば、凍て付くような寒さの日もあって、この変化が激しいほどひと冬の長さを感じます。「二十日の風に当てるな」といわれる団子さしは今日まで。こういった行事に季節の移ろいを教えてもらうこともしばしばあります。そして明日は二十四節季のひとつ「大寒」一年の内で最も寒い時期になります、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
- 01/16
けさも20センチほどの雪です。グンと気温が下がり雪の結晶の残るパウダースノウ。こんな大雪が数日続いていますが、除雪された路面は水飛沫が上がるほどで通常どおりの流れなんです。手付かずの雪の残る田んぼや畑は雪原になって子供達の絶好の遊び場。こんな理想的な雪が続いれもらえればいいんですがぁ・・・
- 01/14
ようやく会津らしい雪景色になりました。昨晩から降り続いた雪は20cmほどになり、雪に包まれた町全体がまぁるいフォルムになっています。さらに贅沢なことに今日は朝から雪晴れで、青空と白雪のコントラストがくっきりしていて自然の作る美しい色合いにハッとさせられます。子供たちは遅れを取り戻すかのように雪遊びに夢中。スキー教室も再開されそうですね。
- 01/13
あすは小正月ですね、外が白い雪で殺風景になった会津の家々を彩るのは「だんごさし」。木の枝に色とりどりの団子を差し、鯛や恵比寿様や小判などを模ったお麩を吊るしたお飾りですが、手作り感のあたたかみがあってまだまだ正月気分でいたくなるんですよね(笑)。そしてもうひとつの小正月行事は「歳ノ神」。お正月飾りや昨年の縁起物の起き上がり小法師やダルマなどを火に納め、その火にあたると風邪を引かないとも言い伝えられています。冬の寒い時期、家の中に篭りがちになりますが、こうした行事で顔合わせができるのもありがたい事ですね。
- 01/11
きのうは冬将軍のお出ましで会津も寒い一日でした。一夜明けたると打って変わって穏やかな陽気、積雪が少なかったので雪はすぐに溶けてしまいました。日本海側では大雪の予報がまだ続いているようです、お近くの地域の方はくれぐれもお気をつけくださいませ。今日11日は鏡開きですね。会津ではこのお餅を14日の歳の神の火で炙って食べるんです。今年も健康な一年でありますように・・・
- 01/09
新年もあっという間に過ぎて、明日は会津の初市「十日市」です。市神様に商売繁盛をお願いして、起上り小法師やダルマ、風車などの縁起物を買い求める慣わし。風邪を引かないように市飴も買って、子供さんは貯めたお年玉でおもちゃが買えるのもこの日なんです。みんな楽しみにしている十日市ですが、毎年この日は「十日市寒波」といわれるくらいに荒れたお天気になるのも恒例です。明日の天気予報でも大きな雪ダルママーク(!)。まとまった雪が降るのでしょうか。天候にも驚くことなく皆さん毎年十日市に出向かれるのは雪国育ちの底力でしょうか。
- 01/08
けさは久しぶりにキンと冷え込みました。地面の草花に霜柱がツンツン立って、水溜りには薄氷が張っていました。これくらい冷たいと逆に清々しく感じられるんですよね。でもこういった朝は日中が晴天になり、太陽が昇ると間もないくらいから眩しいほどの日差しで氷の結晶は幻のごとく消えていました。今日は春を思わせる麗らかな一日になりそうですね。
- 01/07
七草ですね、セリ、ナズナ、ゴギョウ、、、、例年の会津ならば大地が雪に覆われこれらの若菜を揃えることは到底難しく、結局 七草揃った市販物を買ってしまうのですが、今年は雪もなく、もしかしたら一つ二つ路地のものが見つけられそうなカンジです。雪があるないで生活もずいぶん変わりますね。雪掻きがないとお正月で鈍ったからだをなかなか鍛えらなくて・・・(笑)。今日は胃の疲れを労って七草粥がやはり合っているようです。
- 01/06
寒の入りし、けさも首をすくめる寒さです。が、あの身震いするほどの底冷えはまだやってこないですね。きょうも朝から曇りと晴れを繰り返し、わずかばかりの根雪が凍っては解けを繰り返しています。さて工房ではこの冬 若手の陶工が練習を重ねています。形をつくって、底を削ってをひたすら繰り返す毎日。その中から自分の形が生まれてくるのでしょう、春には自分で手がけた器が完成するのかな???
- 01/05
きょうは24節季のひとつ「小寒」、寒の入りし寒さも一段と厳しくなる頃ですね。工房では窯焚きの燃料の灯油が冷えきってしまい、窯の火に影響していたようです(こうなると女性陣は窯場に近寄れないんです・・・)。これからの時季は水道管が凍結したりなどしますので、寒さ対策が大切ですね。朝晩はこんな感じに冷え込んですが、今年の会津は新年からぽかぽか陽気。今年は雪も少なく、このまま暖冬になるのでしょうか。
さて昨晩NHKではじまりました大河ドラマ「天地人」、主人公の直江兼続と関わりのの深い会津でもいろいろなイベントが予定されており、出演者の方々もいらっしゃるようです、華やかな一年になりそうですね。
- 01/04
お正月3が日が無事に過ぎ、通常の生活に戻る頃でしょうか。やはり食べ物が一番変化を感じます。会津はおせちのほかに元旦がお蕎麦、二日がお雑煮、三日がとろろでご飯を食べるという慣わしがありますが、普段から食しているものでも改めてみると、ありがたさが感じられました。風習も世代によってかわってきているようですが、せめても月行事は守りたいですね。さて今晩からはじまるNHK大河ドラマ「天地人」。会津でも活躍を納めた直江兼続、愛をテーマにしたドラマがどのように描かれるのでしょうか・・・この一年の放送が楽しみです。
- 01/03
あけまして おめでとうございます。
正月三日、けさの会津はうっすらと白い雪が積もっていました。朝から晴朗で、雲の流れで雪が赤く染まったリ青白く光ったを繰返しています。テレビではUターンラッシュの混雑具合が流れていますが、このあたりはゆったり穏やかなお正月を迎えております(故郷からお帰りの方はどうぞお気をつけて・・・)。
今年は干支の丑に会津の民芸工芸「赤べこ」をよく見かけます。会津では古くから縁起物として親しまれている玩具ですので嬉しい限りです。赤べこにあやかり穏やかな一年でありますように・・・。本年もよろしくお願い申し上げます。
- 01/01
新しい年の幕開け、会津は真っさらな雪に覆われています。
本格的な綿雪で10センチほど積もったでしょうか。今年は雪雲の間から太陽が現れて初日の出を拝めることも出来ました。お正月を新たな気持ちになって迎えられ、2009年への期待も膨らみます。
皆様にとりまして佳き一年でありますように・・・本年も何卒よろしくお願い申し上げます。