ここは、2008年10月の記録です。
- 10/31
朝方の冷え込みが 厳しくなった〜と思ったら、なんと磐梯山は初冠雪だったそうですね。ここ数日 朝とお昼とでは季節が違って感じられるくらいなんです。この寒暖の差が紅葉を美しく染め、そして会津晩秋の味覚「身しらず柿」の身も赤く、味わい深くしてゆきます。献上柿としても有名な門田御山地区では早速柿の収穫作業がはじまったそうです。今年は粒が大きく味がはっきりしているとのこと。冬に備えてのビタミン補給はこれでばっちりかな。
- 10/30
寒〜い朝でした、若松で初霜が観測されたと聞いて納得です。まだ朝もやで視界がぼんやりしている頃は ちょっと不安もありましたが、慶山焼 開店9時を回ったころにSLの汽笛が聞こえ心がホッと和みました。この週末のための試運転でしょうか。さてお昼頃になったらポカポカの秋晴れ。このお天気で紅葉の色がまたぐっと鮮やかになることでしょうね。
- 10/29
一雨ごとに寒さが増して・・・と昨日の日記に書いてましたら、けさの雨は一気に季節が変わったような冷え込み方、思わずセーターを着込んでしまいました。ここ数日で庭のドウダンツツジの紅が冴えた色に染まり、季節の変化が目からも感じらます。山の方はどうなっているのかな?この雨が上がったら若松市内から錦色の磐梯山が見えると思います。この週末が見頃でしょうか。
- 10/28
きのうに続き小雨模様となっております。この時季は一雨ごとに寒さが増しきますね。吾妻小富士での初冠雪という便りを聞いて工房でも寒さに備えストーブを出しましたが、まだまだスイッチは入らないようです。さて、秋もたけなわ、奥会津の只見線ではこの週末のSL運行のチケットが即日完売だったそうです。ひたすら山間を駆け巡るSLからの眺め、さぞ美しい紅葉狩りになるのではないでしょうか。
- 10/27
先日、会津武家屋敷へ出掛け「時代菊まつり」を鑑賞してまいりました。武家屋敷へは慶山焼から徒歩で7分ほど。はじめはちょっとした散策気分でしたが、たくさんの菊で彩られた家老屋敷、清々しい香り、当時を彷彿とさせる華やかさ。時代をタイムスリップしたようで、心は浄化されたようにすっきりでした。けさは晴れと曇りを繰り返す空模様。なんとなく雨が落ちるかな・・・と思っていたら間もなく、霧雨に光が入りキラキラした天気雨となりました。この季節をいつまでも留めておきたいと思えるほど 晩秋は美しい時季ですね。
- 10/23
きょうは二十四節季のひとつ「霜降」、暦の上では露が霜に変わる頃。会津もけさ方は霜とまではいかなくても、身を縮めるほどの冷え込みでした。秋がまた深まってゆくのでしょうね。最近、よく色とりどりの落ち葉をいただきます。早速にお店に飾りつけをして晩秋気分を楽しんでいます。中でも柿の葉っぱは赤と緑の斑点模様で、個性的な美しさがあります(あるお蕎麦やさんではこれをお皿に見立て、季節のお料理をお出しするとか)。春のやわらかな青葉から鮮やかに色づく秋まで、時間はきっちりじっくり流れているのだと気づかされます。
- 10/22
けさも一段と冷え込みました。日が高くなるとぽかぽかしてきて、野鳥たちのホッとした声が聞こえてきました。高台から見渡す会津盆地、稲刈りが終わり広々としています。あちこちでモミ殻を燻す白煙り、そしてツンと芳ばしい匂いがしています。このモミの黒く残った灰、実は焼き物の釉薬の原料なんです。灰汁を抜いて、いろいろ調合すると やわらかな白色に発色します。それぞれの年でそれぞれの色合いになりますが今年はどんな風に器を染めるのかな?それは窯から出るまで誰にもわかりません。
- 10/21
全国的にも秋晴れが続いているようですね。朝もやが晴れると街路樹がまた一段と鮮やかに染まっていました、この分だと今年の紅葉も楽しみですよね。紅葉には好条件の朝方の冷え込みですが、農作物にとっては露が霜になる前までに・・・柿やリンゴなどの収穫においそがしそうです。会津の名産「身しらず柿」も名前の由来どおり、今年も身のほど知らずにたわわに実っています。赤く実った柿、よく葉形たついたものが転がっていますが、きっと学校帰りの小学生の仕業でしょうね。身しらず柿は渋柿で、さわしてからでないと食べられないんです。ちょとつまみ食いのつもりが、渋に口をすぼめて大変な目にあってしまったのでしょうね(笑)。
- 10/20
会津は収穫の秋を迎えております、柿にリンゴに梨などの果物、キノコに大根、サトイモの土物などなど。旬のものは本来の美味しさがぎゅっと凝縮されていますね。この週末は各地で収穫を祝うイベントがありまして、私もお城の近くで地産地消のキノコ汁をご馳走になってきました。マイ箸持参で、お椀によそってもらい、青空の下ほお張るキノコ汁。心も身体も温まって本当においしかったです。阿賀川の河川敷ではたくさんのグループでも芋煮会が行なわれてました、会津ではこれからの週末こういったほのぼのした風景がよく見られそうです。
- 10/16
秋晴れのすっきりとした空模様です。ウォーキングで足早に行かれる方、ゆっくり景色を眺めながらの方、きょうはどちらにもちょうどよいお天気のようです。ここでちょっと・・・芸術の秋らしい(!) おもしろい企画がありますので、ご紹介させていただきます。「会津を写メってもらおうキャンペーン」。ケイタイで撮った写真を送ると旅行券が当たるというものなのですが、対象は会津若松市内35箇所の史跡や施設、お店など。慶山焼も参加しており、陶芸教室の様子や暖簾の前でポーズをキメた写真など、みなさまの素敵な旅の思い出をカメラのアングルに納められています。
会津にお出掛けの際にはぜひご応募されてはいかがでしょうか。
詳しくはたびケンホームページをご覧くださいませ。
- 10/16
昨晩は見事な満月。つい先日の十三夜から太ってゆくのを毎夜 楽しみにしていましたが、真ん丸になったお月様が放つ光は、ぴんと張りつめていて 月パワーがこちらへも伝わってくるようでした。
さて景色が秋色になり、秋の味覚が食卓に並び、秋真っ只中の会津ですが 会津名勝の薬草園「御薬園」では早くも冬支度がはじまったそうです。松の木を冬場の害虫から守る「こも巻き」。木1本1本に藁を巻かれたその姿は なんとも暖かそうです・・・(笑)。
- 10/15
日が短くなってきましたね。「釣べ落とし」といわれるように、ついさっきまで明るかった空が、いつの間にかにずんと真っ暗になっています。朝もまたしかり、まだ薄暗い空を眺めながら今日は晴れるのかな?曇りなのかな?。実りの秋の時季には空模様が気になるところですが、朝もやがじらしているようで、、、@@@心と秋の空〜ですね(笑)。
- 10/14
体育の日のきのうはお天気にも恵まれ、青空の下、気持ちよさそうに運動される方たちがたくさんいらっしゃたようですね。会津ではなんといっても稲刈り日和、みるみるうちに刈り終わった田んぼからは、藁を焼く白い煙りがあがっていました。高台から会津盆地を一望したら景色がすっきり変わって広びろとしていました。そして景色といえば磐梯山。ほんのり赤く色づいいます、晩秋の彩りに移りつつありますね。
- 10/10
きょうも会津は秋晴れの陽気、季節が秋に落ち着いて気候も安定したようです。暑すぎず寒すぎずというのは贅沢ですよね、この気候が年中続けばいいのに・・・とも思いますが、会津は四季の変化がはっきりしているからこそ、折々に美しい景物があり風土色が豊かなのでしょうね。春夏秋かけてじっくり実った米は瑞々しい新米に。晩秋会津の名産「身しらず柿」も日毎に赤くなって、身のほどしらず主張しています。旬の物はなんでも美味しいですね、食欲にも四季があるようです(笑)。
- 10/08
きょう10月8日は二十四節季のひとつ「寒露」。暦では寒冷の気にあたって露を結ぶ季節の頃にあたるそうです。朝方、冷え込む一方で秋晴れの穏やかさにホッとさせられますね。でもこの寒暖の差が紅葉を豊かに彩るわけなんですが、わが家でもドウダンツツジが日毎に赤くなってゆくのが日毎にわかります。一日一日深まりゆく秋を送るこの時季もまた味わいがあります。時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
- 10/07
昨日は雨降りの一日かと思ったら、夕方ころに雨が上がり日が差してきました。その光の方角にちょうど磐梯山がそびえていて、山腹あたりには低い雲が掛かり、山頂は赤い日に輝いていました。ここから見る景色も感動ものの美しさでしたが、山の中からでは眼下に赤い雲が広がりさぞ絶景だった事でしょうね。普段は見れないような幻想的な世界が作られるのも 気候の変わりやすい秋ならではなのかもしれませんよね。
- 10/03
昨晩からの雨が降り続いています。この時季ならばの一雨ごとに寒くなりそうなものですが、けさの雨はいくぶん暖かくて、雨音も耳に心地よく感じられます。こういう日は仕事もはかどりそう(!)と思ったかはわかりませんが、、、工房では陶工たちは「作り」に専念。工房内はロクロの回る音だけが低く響いています。芸術の秋らしい器が生まれるでしょうか・・・。
- 10/03
きのうに続き、穏やかな秋晴れです。このやわらかな陽気に誘われてか自転車や徒歩の方が今日は多いようです。私もそのひとりで、けさはウォーキングならぬそぞろ歩きでぷらっとしてきました。改めて町の中をゆっくり眺めていると、秋の風物をあちらこちらに感じます。街路樹で一番はじめに色づいたのは、ドウダンツツジでした。キンモクセイの甘い香りは、思わず「おいしそう」と連想させました(笑)。次は何を見つけるかな?と毎日が楽しみです。
- 10/02
すっきりとした青空の広がる会津です。今日は全国的にも秋晴れのようですね、日本中が同じ空を見て清々い気持ちになっているのかなと思うと、気持ちもウキウキしてきます。この時季の会津の街は修学旅行の生徒さんたちが街中散策を楽しんでいます。その姿も夏場とは違って足取り軽やか。先生が「ずっと歩いてきたらうっすら汗ばむくらいでした」とおっしゃってましたが、暑すぎず寒すぎない事がとても贅沢と感じました。体をたくさん動かしてお腹が空いたら、秋の味覚を堪能して。秋はエネルギー溢れていいですね。
- 10/01
きょうから10月ですね。衣替えでブレザーを羽織る学生さんたちを見るとホッとした気持ちになります。景色も少しづつ暖かな色合いに染まってゆく会津、ただいま収穫の時でもあります。あちこちで稲刈りがはじまり、田んぼがすっきりすると 街の広さにに改めてびっくり、米どころなんだな〜と感じます。さて気になる出来は平年並みの「やや良」とのこと。春夏秋とじっくり時間と愛情を掛けて出来た会津のお米、自慢の味です。