ここは、2006年02月の記録です。
- 02/28
うららかな陽の光とギャップのある冷たい風で、水色の空には会津盆地を囲んでいる雪山がうっすらと浮かんでいます。「♪春は名のみの〜風〜の寒さや〜」と早春賦の軽やかなメロディーを口ずさみたくなるような 清々しい朝です。きょうは朝刊に民間での「桜の開花予想」が載っておりました。いよいよ桜の季節なんですね。今年は季節の廻りが早いのかと思っておりましたが、会津も平年並みのようです。新入学生が学校生活に慣れてきた頃、桜満開となりそうです。
- 02/27
今日は風の強い朝です。連日のあたたかさからですと春一番といきたいところですが、風はピリリと冷たくて、時々小雪が混じっています。季節の変わり目、お天気も日替わりのようですね、どうぞご自愛くださいませ。窯場では今朝、窯の火が無事に止まり ホっとしていたところです。この風が器の発色に影響あるかは窯を開けてみるまでわからないのですが、「窯変-ようへん-」といって、窯が作り出す稀な器は窯の中の空気のめぐりがひとつの要因でもあるんです。窯出しは3月の上旬予定、それまでは楽しみにして待ちましょう。
- 02/26
昨晩から雨空に変わり、降ったり止んだりを繰り返しています。「一雨ごとのあたたかさ」といわれるように、この季節にしては寒さも和らいでおり、会津の深い冬も終わりを告げ、春の予感がしてきます。最近、工房では「赤絵」の絵付けの作業風景が目に入ります。慶山焼は土物に釉薬をかけた素朴な器が主流で、赤絵は珍しいのですが、春先の季節にだけ赤絵の窯が焚かれます。桜の花びらが一枚一枚筆先から描かれてゆくと、春も一歩一歩近づいてゆく気持ちになります。♪春よ来い〜
- 02/25
けさは白い霧に太陽の光があたり なんともいえない美しい景色が町を包み込んでいました。きっと早朝は冷えたのでしょうね、地面には薄氷が張り、霜柱が所々にみられました。これから日中には晴れ上がり、今日は春のような陽気になるようです。週末の好天はどこかワクワクしますよね。今日あたりは眠っていた庭の土を掘り起こして春の準備をしましょうか・・・雪囲いや雪吊りを張られた庭木も春を待っています。
- 02/24
寒さが戻り けさはいつもの重たいコートを着込んでいます。ただ、足元はブーツから靴に変わり軽やかになりました。手付かずの田んぼや畑そして積み重ねられた雪のお山だけに雪が見られる程度で、地面は冷凍保存(?)されていた草木が顔を出しています。卒業シーズン、そういえば学生の頃は校庭に雪の残る風景が当たり前のように感じていましたが、今年はどんな景色で卒業生を見送るのでしょうか。
- 02/23
きのうは会津も春のような暖かい一日となりました。久しぶりにコートを脱いで歩いてみると ちょっと肌寒さはありますが、それがまた新鮮だったりもしました(ネコヤナギのふかふかした芽が重たそうで・笑)。夜になると、日中暖められた空気にどこか春の香り・・・。暖かさは平年並みに戻りますが今週末まで好天が続くようです。陽気に誘われて春の兆しが見られるかもしれませんよね。
- 02/21
昨夕から雨になり けさは薄曇の空。ですが、気温は暖かく感じられます。先日には二十四節季のひとつ「雨水-うすい-」を迎え、暦の上でも雪から雨に変わる頃なのですよね。この分ですと春の訪れもまもなくなのでしょうか。雪が融け、地面が見えてくるとフキノトウの新芽が顔を出します、早春の味でこちらも気になるところです。
- 02/20
冷たい空気も清々しく感じられる ぽかぽか陽気です。白い空が徐々に青くなってきました、きょうも春を思わせる1日となるのでしょうか。工房でも春の近いことを感じさせる出来事があり、けさ新作の試作品第1号が窯から出てきました。今回は若手の陶工が作ったコーヒーカップです。ソーサーに持ち手をつけた斬新なデザインで、まずは本人が使い込んでみて それからまた改良がされるようです。春のニューフェイス(器)たちがお店に揃うのは3月の後半、地面からすっかり雪が消える頃でしょうか。こちらのホームページでもご紹介させていただきたいと思います。
- 02/19
朝から澄み渡る青空で、会津を囲んでいる雪山がけさはグルリと見渡せます。朝のうちは空気がまだ冷えていますが、まもなくぽかぽかの陽気が伝わってくると思います。2月の会津は各週末ごとに冬祭りが行われており、今日も鶴ヶ城近辺でそば祭りがあるようです。この陽気に誘われ出掛けられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。日陰の雪が名残おしくも感じられる時季です。
- 02/18
会津のけさは平年並の寒さではありますが、お天気が良くぽかぽか陽気が伝わってきます。歩道の雪がなくなりブーツから軽い靴になっただけでもずいぶんと春を感じることができますよね♪。工房では春に向けた新作の器づくりが行われています。一度焼いた器に色を注し、もう一度焼き付ける「赤絵」。長い冬に春を待つ願いがこめられた器はとても華やかです。まだ試作の段階ではありますが、梅や桜をモチーフに今年も新たな器が生まれてきそうですよ。楽しみ、楽しみ。
- 02/16
昨晩の小雨でずいぶん雪のカサが低くなりました。きのうまでの陽気とはいきませんが、けさも比較的あったかめです。交通もスムーズで、朝のラッシュやバスの遅れなどもないようです
。今まで冬時間(会津時間??)とばかりにのんびりしていたのも理由(いいわけ??)にはならないようですね(笑)。それでも山沿いの地域では雪崩などの注意報が出ています、どうぞお気をつけくださいませ。
- 02/15
朝のうち小雨がぱらつき曇り空となっておりますが、予報ではきのうよりさらに暖かくなるようです。足元に雪がないというのは雪国会津の2月にしては珍しく思います。近くの山も雪が融けて山肌が見えている所もあります。雪の季節が早かった分、春の訪れも早まるのかもしれませんよね。
- 02/14
さらに晴れ上がり、雲ひとつない青空となっています。会津盆地の飯豊連峰が久しぶりに見渡され、真っ白い稜線が悠々と空と山の境界を画しています。今日は全国的に春先のような好天となるようですね。暖かな日差しを存分に浴びておきたいと思うお天気です。
- 02/13
昨日はアラレまじりの雪が降り、夜には吹雪、、、このまま真冬の寒さへ戻るのかと思っていましたが、けさは澄み渡る青空。日の出も心なしが早くなってお店を開ける頃には窓ガラス越しに春のようなぽかぽか陽気が差し込んできました。光の強さにありがたさを感ます、天空は春へと一歩一歩と近づいているのでしょううね。
- 02/12
会津絵ろうそくまつりは雪と炎のおぼろな余韻を残しながら幕をとじました。冬のちがった一面を見れた気がします。お出掛けいただきました皆さま、ありがとうございました。けさもうっすら雪の降る空模様ですが、連日のように行われていた除雪作業のおかげで車道と歩道との雪の壁がなくなりました。道が広々してくるとどこか春の気配を感じます。人の手の入った生活の場と自然の雪景色とが対照的となっています。
- 02/11
昨晩は夕方から小雨がポツリ降り出し、絵ろうそくまつりが心配でしたが、間もなく雪に変わると幻想的な光を醸し出して 各会場ごと独自の雰囲気で盛り上がったようです。ここ、いにしえ夢街道でも道路沿いのお店ごと、火を灯し光の道しるべができました。けさは白い雪がうっすらと街を覆う雪景色、この分ですと今晩の「会津絵ろうそくまつり」もまた期待できそうですね。どうぞお出掛けになられてみてはいかがでしょうか。
- 02/10
放射冷却の影響でグンと寒い朝を迎えましたが、陽が昇るとたちまち穏やかな冬晴れで、ぽかぽかと光の春を感じさせる日和です。さていよいよ今晩、明日と「会津絵ろうそくまつり」が開催されます。各会場「 鶴ヶ城〜いにしえ夢街道〜飯盛山」をつなぐシャトルバスからも慶山焼の”ゆきほたる”をご覧いただけると思います。一度片付けた雪をもう一度集め、壁を作るというちょっと不思議な作業をしておりますが・・・光をいかに効果的に映し出そうかと陶工たちも張り切っております。やはり雪は大切なステージですのでね。この季節を楽しみにどうぞお出掛けくださいませ。
- 02/09
けさはまた一段と冷え、細かな雪が数センチほど積もりました。時折強めの風が吹くと、雪の上に風のシュプールができ、きのう融けたザラメ雪がクリームみたく滑らかに塗り替えられました。連日のようにご紹介させていただいております、「会津絵ろうそくまつり〜ゆきほたる〜」もいよいよ明日から開催です。自然の雪景色と市民のみなさんが灯すロウソクの光が作る幽玄の世界。大成功をお祈りいたします。
- 02/07
夜中にビュ〜ビュ〜とうなっていた強い風がウソのように、朝には好天に変わりました。けさはこの季節にしては暖かく、動き出した街なかでは道路のわずかな雪が水音を立てています。太陽もキラキラ光り、光の春の訪れといった空模様です。12月から積もり出した雪、降っては融けてとこうして何度繰り返したでしょうか・・・。今年の雪景色は真っ白です。
- 02/06
朝に舞い降りた雪は 結晶の残るふわふわの雪でした。陽が当たるとスパンコールのように輝き、この上を歩いてしまうのがもったいない気もします。会津は今週も雪だるまマークの続くお天気模様のようです、今週末からの「会津絵ろうそくまつり」にもぜひ新鮮な雪であって欲しいですね。おまつりに向けて慶山焼でも、ロウソクをともす瓦陶や竹筒の準備を始めております。雪景色の美しいこの時季ならではの味わい・・・どうぞお出掛けくださいませ。
- 02/05
暦の上では春を迎えておりますが、会津の時節は冬の真っ只中。昨晩から今朝にかけて大雪との注意報もあり 心しておりましたが、けさは良い方に予報が外れ、冬ばれの穏やかな空模様です。いつもより空が青くなって真っ白く光る雪、温かな太陽。さらさらのパウダースノーもこの分ですと午後には解け始めるのではないでしょうか・・・。まっさらの銀世界に小さな春の気配を感じております。
- 02/04
今回の寒波で会津も冷え込んでおり、きのうから細かな雪が降り続いています。積雪は足首の埋まる20センチほどでしょうか。さらさらの雪が除雪機で飛ばされるときれいな弧を描き、日差しが当たったところなどは雪の噴水のようです。きょうは立春、会津では冬本番で春が待ち遠しく感じられる時節ですね。
- 02/03
冬と春の季節を分ける「節分」。冬の長い会津はやはり暦のとおりとはいかず、けさは雪になっております。朝のうちはまだクルブシの隠れる5センチほどの積雪ですが、しっかりした雪片は歩くとぎゅっぎゅっと唸るほどで・・・これから積もりそうな予感です。明日から会津地区では週末ごとに雪まつりがはじまり、トップは会津やないづ町。雪像や雪にちなんだ遊びなどもあるようです。この季節を存分に楽しみたいですね。
- 02/02
連日盛り上がりを見せておりました映画「バルトの楽園」、会津ロケがきのうで無事終了したようです。最終日には雪国の寒々としたシーンの撮影でしたが、会津は雨から時折雪に変わり申し分のないコンディションになったようです。さて、けさの会津も気温は暖かく「天気雪」。降るそばから雪が消えてゆきます。山の方は対照的で淡雪の柔らかさが感じられます。2月は週末ごとに会津各地で雪まつりの予定、今年はどんな雪景色となるのでしょうか・・・成功をお祈りいたします。