ここは、2006年01月の記録です。
- 01/31
ここ数日あたたかい陽気が続き、昨日は季節にめずらしく雨に変わりました。けさも穏やかな寒さ(?)で根雪をじんわり緩ませています。雪解け水がまた凍りついてしまう前に、今のうち雪塊を砕いておきたいですね。さて会津の街はただ今、映画「バルトの楽園」のクランクインで盛り上がりを見せています。ドイツとの新たな交流も深まっているようで、新聞記事からもその熱意が伝わります。今日は若松市内でのロケ、映画の完成がますます楽しみですね。
- 01/30
会津若松出身の松江豊寿氏の功績を映画化した東映映画「バルトの楽園」、いよいよ会津ロケがきのうから始まりました。市民の方もエキストラ参加され、今日も撮影が進んでいるようです。けさの空模様は降雪なく気温の暖かい曇り空、ちょっと寒々しく映るかな〜などと気がかりでいたりします(?)。主演はマツケンさん、舞台は第一次大戦中の鳴門市のふ虜収容所で、ドイツの人たちを人道的に扱ったという 人間模様も含まれているようです。会津の風土や人情味といった雰囲気がスクリーンからも伝わってくるでしょうか・・・6月の公開が待ち遠しく感じます。
- 01/29
穏やかな冬晴れの会津です。太陽の温もりが空気を抜けて届くくらいで、心なしかけさはウォーキングされる方が多くいらっしゃるようです。さてこの季節、工房では春の新作に向けた試作がつぎつぎに生まれてきます。今年は若手の陶工もチャレンジしており、コーヒーカップや皿など遊び心のつまった目新しいデザインの器が出来上がりそうなんです。どんな色になるのかな・・・ニューフェイス(器)たちに一足早い春を感じる今日この頃です。
- 01/28
窓から眺めるけさの会津は 粉雪の舞う寒空でしたが、まもなく雪が止むと柔らかな太陽が出てきました。それでも風はピリリと冷たく・・・やっぱり寒の内なんですよね。さて、2月は会津各地で雪まつりが催されます。今年は時期にあった雪で、準備がちゃくちゃくと始まっているようです。若松市内は10、11日の「会津絵ろうそくまつり」。鶴ケ城、御薬園をメイン会場に繰り広げられます。慶山焼でも今年も焼き物の瓦陶(がとう)に火を灯し、おまつりに参加いたします。幽玄な会津の雪景色をお楽しみくださいませ〜。
- 01/27
会津の積雪はほとんどなく、日中に緩んだ雪が夜間に凍るというのがここ最近のようです。田んぼの中に作られた「かまくら」が、おかげでずいぶん頑丈になっていました。中はひんやりしながらも風と音とを遮っていて ちょっとしたヒミツ基地の気分。何を持ち込もうかと考えるとワクワクします。1月も残すところわずか、あと1週間もすると暦では春なのですよね。雪の早かった分、このまま「春〜よ来い、は〜やく来い!」とちょっと期待しております。
- 01/26
けさの会津は はらはらと小雪の舞う白一色の美しい景色です。ふわふわの雪はすぐに消えてしまい、予報でも積もる雪ではないようですのでまもなく止むのでしょうか。会津若松市内はほとんどの道路の除雪も済んでおりますが、奥会津ではこれまでに積もった雪を重機で運搬する排雪作業が本格的に行われているようです。みなさまおつかれさまです。くれぐれも身体のムリにならないように、安全第一でがんばってください。
- 01/24
けさの会津は雲の流れで晴れたり曇ったりを繰り返しています。そのたび雪もオレンジ色や水色へと表情を変えるので 温かさもちがって感じられます。昨日のお昼頃から雪はぴったり止んでいて、今回は道路端の黒くなった雪を白く塗り替えた程度にすんでいます。2月は会津各地で雪祭りが行われる予定。会津若松はろうそくの光を雪に映して楽しむ「絵ろうそく祭り」です。このまま会津らしくしっとりした穏やかな雪でありますように。
- 01/23
雪の朝は空気の張りや音の響きが違っていて自然と目が覚めるくらいです。会津若松の雪は10cmほどになっていました。細かいながらもしっかりしたパウダースノーは 時折強い風で地吹雪プチ体験になるほどですが、街は通常どおりに動き出しています。陶工たちも朝から総出の雪掻きでウォーミングアップ中です。冬もピークで週末まで雪だるまマークが大小 連なっているようですね。さぁ今週もガンバリましょう!
- 01/22
きのうに続きまぶしい朝日が昇り からりと空の色が変わりました。日光のぬくもりと風の冷たさが対照的です。雪国に生まれ育ちながら雪道運転の苦手な私は、近所までの用事はもっぱら「歩き」となっている今日この頃ですが、、、除雪の入らない小道には密かな楽しみがあったりします。生活道路を一本奥まると「けもの道」が縦横無尽に広がり、そこは時には歩道からはみ出した田んぼの中であったり、三次元の世界で雪の階段があったりします。ちょっとした開拓者の気持ちが味わえて(!?)雪の時季限定のお楽しみなんですよ。
- 01/21
けさは青空が広がり、遠くに真っ白な飯豊連峰がくっきり浮き立って見えています。冷たい空気の間を抜けてぽかぽか陽気が伝わります。会津若松は今月半ばごろから積雪が殆どなく、手つかずのところでも3、40cmほどまで雪が沈んできました。硬くなった雪を砕く音が今日も聞こえてきそうですね。部活動の学生さんたちは長靴からシューズに履き替えて朝練のジョギング、滑らないように気をつけてくださいね!
- 01/20
窯の中もすっすかり冷めて、けさは予定通り窯出しを行っています。今回の窯は紫色に発色した器類が主で、それと11月下旬に作られた方の陶芸教室作品も一緒に焼き上がってまいりました(これから検品をしてお送りいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ!)。窯小屋内に響くキーンキーンという澄んだ音。釉薬にヒビの入る時に鳴るガラス音なのですが、不規則なリズムがちょうど屋外に張り巡らされた氷の音にも思え、春を想像させます。今日は「大寒」暦では最も寒い時季といわれますが、これがすぎると次は立春。春の訪れは早くなりそうでしょうか・・・
- 01/19
けさは太陽の光が雪に乱反射してとても明るく感じられます。ですが外は冷たい風がピープーと吹きよせており、予報でも最高気温が-3度!という真冬日になるようです。この寒さ、窯場では先日 窯の火が止まり、きょうは窯出しの予定でおりましたがもう一日様子を見ることにしています。窯の室温と外気温との差で釉薬にひびが入る「カンニュウ」、器の個性ともなるこの模様がきれいに入るためなんです。ぱっと見た目では分かりづらいのですが、使い込むほどにこの模様が浮き出てくるのもまた楽しみの一つです。
- 01/17
けさは青空が広がり、ふわり舞う小雪がきらきらしています。空気はキンと冷えて、ひっぺと耳がピリリ・・・これからまた真冬へと戻るようですね。12月から降り積もった雪がここ数日の寒暖の差によって形を変えております。大雪をもたらした各地では雪崩の被害が報道されておりますが、きのう南会津で屋根のなだれによる痛ましい事故が起きてしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。意外なところに排雪の済んでいない箇所があるようです、くれぐれも足元、頭上にお気をつけくださいませ。
- 01/16
けさは放射霧が立ちこめ、寒い朝を迎えております。1月半ばを過ぎた本来の冷え込み方ですよね。霧のベールで街全体のトーンが和らいで枯れ木は花が咲いたように霜柱が立ち、雪景色とは又違った冬の趣があります。足元にしっかり力を入れて歩いていると、いろんな感覚が伝わってくるようです。昨晩は雲間から真ん丸お月様が光を放っていましたので、まもなく晴れ渡るのでしょうか。薄光の太陽がすぐそこに見えています。
- 01/15
きのうは夜になって雨が大粒へと変わりました。会津の火祭りの歳の神(さいのかみ)が心配でしたが、これくらいの雨はへっちゃらとばかりに天高く炎があがり今年一年の吉兆を感じさせておりました。さてけさは雪の晴れ間で太陽が雪解け水を乾かし、雪もだいぶカサを減らしています。春のようなぽかぽか陽気。しかし暦ではこれから寒さ本番の大寒を迎えるのですから、今のうちに排雪作業を済ませておきたいですね。みなさま毎日本当におつかれさまです。
- 01/14
けさはめずらしく小雨模様となっております。前日との気温差が10度というのですから驚きですね、緩んだ厚氷を砕く音があちこちから鳴り響いています。さて小正月、会津では「団子さし」の枝が彩りを添えています。一緒に吊るされている大黒様や小判、米俵をかたどったモナカに今年一年の縁起を祈ります。そして夜には「歳の神-さいのかみ-」。どんどの火にあたり健康面も願いましょう。近頃スローライフがいわれていますが、こういった年中行事も時を知る大切な事に感じられます。
- 01/13
昨晩には力強い満月が見えていたので、今日は晴れかと思っていたのですが、朝のうちはまだ厚い雲があり空よりも雪のほうが明るいくらいです。それでも日中は暖かくなるようでよい雪掻き日和になってくれればと思います。会津若松市内のほうは積雪がおさまっており 連日の除雪作業で各家庭も落ち着いてきたところですが、豪雪地域では疲労もだいぶたまっているようで・・・お疲れ様です。どうぞ身体のムリにならないように。
- 01/12
きのう11日は鏡開きでしたね。小豆粥でお餅を召し上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。会津ではこのお餅を14日の「歳の神」の火で炙って食べる風習があります(きのう降ろしたしめ縄や、十日市で役目を終えた昨年の風車、小法師などを燃やす火のお祭りです)。お餅のほかにもお神酒のお燗やスルメが火にかざされているのも酒どころ会津ならではでしょうか(笑)。今年一年の無病息災を願いましょう。
- 01/10
けさはぐんと寒い朝を迎えました。放射冷却のようで、まもなく日が昇ると空が一斉に光り出してました。暖かい格好をして外に出てみると普段では見ることのできない霧氷の景色、木々には霜の花ついて、そしてなんと霜の凍る現象でダイアモンドダストが輝きました(目に見えないものが見えたような不思議な美しさでした!)。今日はもうひとつお楽しみがありまして、会津の初市十日市です。達磨や起きあがり小法師といった縁起物を買い求め今年一年の無事を願う方々で、賑わいそうです。
- 01/09
会津は穏やかな雪晴れ。予報では真冬日のようですが、けさは比較的暖かく、路面の雪が水しぶきを上げています。つかの間ながらも春が感じられ、成人の日らしく晴れがましい日です。ハッピーマンデーで今年はまだまだお正月気分ですね、夢も新たに今日の日を迎えていらっしゃるのでしょうか。新成人の皆さま、心よりお祝い申し上げます。
- 01/08
日本海側を中心に被害の相次いだ大雪、雪は時として恐ろしいと思う事がありますね。心よりお見舞い申し上げます。会津若松での積雪は免れ、うっすらと白く染めたくらいとなっております。寒さが一段と厳しさを増しておりますので、雪が形を変えずにそのままあります。さて明日は成人式。若松では一日早めた本日に祝賀会が行われております。晴れ着姿の新成人のみなさんが寒さにも負けずといった感じにパワーみなぎっています。みなさん素敵な大人になってくださいね。
- 01/07
暦の上でも最も寒い季節を迎えておりますが、会津のけさもグンと冷え込み ほっぺにピリリとくるくらいです。これまでの雪が冷凍保存されたように滑らかなまま残り、雪の結晶をきらきらと光らせています。日中の陽気でまた少しカサを減らすのでしょうか・・・正月七日、七草粥を食べて新年をお祝いしましょう(お節料理でフル稼動した胃も疲れを見せてきたころ?)。
12月10日放送の テレビユー福島「学校が好き!」で陶芸にチャレンジしたみなさん方の作品が焼き上がり、本日はその続編が放送されるそうです。自分たちで制作した器の感想はいかがでしょうか?
本日5時30分より TUFにて放送です。(県内のみの放送です)
- 01/05
降っては降ってはずんずん積もった雪・・・きのうは雪片しに明け暮れたという方も多くいらっしゃった事と思います。おかげさまで けさは歩道がしっかりできていて驚きと感謝の気持ちでした。掻き寄せられた雪の壁は「肩の高さ」くらいまでになってますので ゆうに1mは越しているかと思います。またここの「いにしえ夢街道」は神社へ参拝の方や観光の方、ウォーキングコース、部活の練習などでたくさんの人たちが往来しますので、しっかりした歩道がなによりもたすかります。みなさん、ほんとうにおつかれさまです。
きょうは寒の入り、くれぐれもご自愛のほどを。
- 01/04
正月3が日が過ぎ、今日から仕事始めという方もいらっしゃるのではないでしょうか。本年もよろしくお願い申し上げます。雪国会津は昨晩からまた本格的に降りました。膝丈ほどまで積もり、掻いて歩くといった感じです。吹き溜まりで1mのところもあれば、吹きさらしはほんの5cmのところもあり、夜間の風の強さを物語っているようでした。手つかずの雪はまるで白壁が優しく包み込んでいるよう。日が昇ってくると ほっとする青空が見え、雪が赤みを帯びてきました。さぁ、みなさん雪掻きがんばりましょう!
- 01/03
あけまして おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます
冷え込んだけさは、小さな粒の雪がしんしんと降っています。丁寧に降った雪はキレイな層をなして、枝先の一本一本まで白く包み込みました。一晩で銀世界です、積雪は10センチほどなのでお正月休みでなまった身体をウォーミングアップといった雪掻き(初め?)になっているようです。お出掛けの方は気分もお正月で、ゆっくりゆったりお願いします。
- 01/02
あけまして おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます
正月2日、けさはまた冷え込んだようで足元に残った雪がカチンカチンに硬くなっています。慎重に歩いていると、なんだか新しい年を一歩一歩踏みしめているようにも思えてきました。近くの神社に初詣に訪れた方たちでの手には破魔矢と御札が大切そうに納められ、一年の成就を願う気持ちが感じられます。今年も良い1年となりますように・・・。
- 01/01
あけまして おめでとうございます
ホームページをご覧いただきまして 誠にありがとうございます。あたたかなお声を掛けていただいたり、アドバイスいただいたりと皆様のお心に支えていただき おかげさまにて昨年は素敵な一年を送ることができました。心より感謝申し上げます。本年も慶山焼をよろしくお願い申し上げます。平成18年 元日